昔、windowsを使っていた時期に体験した事であるが、OSとdataを同一diskにpartionを切って使用していて、diskがクラッシュし、dataが消滅して愕然とした経験があった。この事からOSとdataは別diskに分けるようにしている。又、現行のPCはdata用としてHDDを使っていたが、速度が気になる様になってきたので、これをSSDにし、そのバックアップにHDDを設置することにした。
取り敢えず、古いSSD,HDDを流用して新PCのubuntu2404ltsで使えるようにする。容量はSSD=256GB、HDD=320GBであるが、後日折を見て、両方共に500GBにupgradeする予定である。
先ず、SSD:256GBの設定を行う。
端末で下記コマンドを実行し、システム状況をcheckする。
$ sudo fdisk -l
SSDは/dev/sdb1に設定されていることを確認しておく。
これを次のコマンドで”data-main”としてマウントする。
$ sudo mkdir /media/(userneme)/data-main # data-mainディレクトリー作成
$ sudo mount /dev/sdb1 /media/(username)/data-main # マウントする
nautilusを開いて上記マウントを確認する。
次にHDD:320GBの設定を行う。
端末でcheckした下記情報を確認する。
同様にして、HDDを”data-backup”としてマウントする。
$ sudo mkdir /media/(userneme)/data-backup # data-backupディレクトリー作成
$ sudo mount /dev/sda1 /media/(username)/data-backup # マウントする
nautilusを開いて上記マウントを確認する。
又は下記コマンドで確認しても良い。
$ lsblk -f
更に、起動時にdiskをマウントする必要があるので、fstabファイルを編集する。
$ sudo nano /etc/fstab
でエディターを開いて、次の行を追記する。
/dev/sda1 /media/(username)/data-backup
/dev/sdb1 /media/(username)/data-main
保存して、再起動する。
$ sudo reboot
起動後に下図コマンドでマウント状況を確認する。
dataディスクを2ドライブ用意しているのは次のような理由による。SSD(data-main)を主として、日常作業用に使用し、HDD(data-backup)をそのバックアップ用として使うためである。従来はdata-mainとしてHDDを使っていたが、速度が遅いのでこれを改善し、SSDにして高速化を図り 、変更追加されたdataは定期的にHDDにバックアップすることにした。又、SSDだけをdata用とするのは長期保存の安全性に懸念があるので、念の為HDDを追加した構成となった。
OS-system自体のbackupはSSD(256GB)を使用して、timeshift を動作させているが、 利用価値があまり感じられないので、どうするか?考慮中である。将来的にはSSDかHDDの容量をアップし、partitionを切って、timeshiftエリアにする予定である。