生活ノートとは通常の日記ではない。睡眠、食事、薬、サプリメント、体調、血圧、外出等を書くノートである。高齢になるにつれ医者通いが増え、薬も増える。睡眠時間も断続的になり、体調管理が必要になる。又、食事内容を書き留めておくと、後日読み返して、体調/血圧の因果関係を調べたり出来る。サプリメントは種類が多く、飲み方にも注意が必要な場合があり、その確認の為に必須である。
このノートを付ける動機となったのは降圧薬を止め、塩分控えめの食事で対応する決断をした事による。朝昼晩の食事内容から塩分の数値を計算し、1日6gの塩分摂取量に押さえ、 毎日朝、夜;2回の血圧測定から始めた。やり始めた頃は大変であった。特に家内は付き合わされるのだから、余計に大変だったと思う。又、食事の味が薄くなるので、食べることにも忍耐がいる。しかし、これも2〜3週間の我慢である。続けると、数ヶ月〜半年で血圧は正常値になる。
そもそも血圧の上限/下限値は製薬会社が決めたもので、個人差を無視した、営利目的の数値だと認識している。血圧の上限値は昔(私の知る限り)は145で、その数年後に140となり、最近は135となっている。何故この様に上限値を下げるのか? 殆んどの日本人が高血圧症になってしまうではないか!? これが製薬会社の目的だと思う。
私は次の様なノートの付け方をしている。
先ず、1ページを1日分とし、下記のような構成で記載している。
上部を睡眠関連、左欄はサプリメント、右欄は薬関係、食事内容、塩分計算等に大きく3分割して記載している。
左、右欄の部分は朝昼夜の3段階になるので、夫々にサプリメント、薬、食事内容を記し、その時の体調を書いておく。その他にも外出、突発的出来事、社会的news等を書き込んでも良い。
ノートのサイズは何でも良いが、私は365頁分あるA5ノートを使っている。ニトムズ製の「365 Days Notebook A5 size、plein]がお勧めである。
下記に或る日の生活ノート例を記載しておく。個人の生活スタイルは違うので、自分にあった形式に変換、改良して利用するのが適切と思う。この様に、日々何気なく過ごしている中に、塩分量、血圧、時間….等をデータ化出来るものがある。数値として認識すると、意思決定が明確に出来るようになり、備忘録としても役立つ物となる。