私はゴールデンレトリバーの”老犬ルーク”です。
人間の年齢では80歳位でしょうか。
実を言うと、私はもうこの世にはいません。
しかし、十数年たった現在でも主人や家族の心の中に生き続けています。
老犬ルークは代弁者として蘇った私の分身と考えて下さい。つまり、老犬ルークとして物事を観、聞き、捉え、考え、生きて行くことになるでしょう!
もしこのブログが1ヶ月以上更新されなければ、私はこの世には居ない筈です。
経歴
私は半世紀以上、エレクトロニクス技術者として、生きて来ました。
中学生の時、鉱石ラジオを作って、校庭のバックネットをアンテナ替わりにして、放送を受信出来た感動がこの道に入るキッカケとなりました。高校時代は真空管のスーパーヘテロダインラジオやオーディオアンプを作っていたりしました。当然、大学は電気科でしたが、単調な授業に落胆し、山歩きと碁会所通いで明け暮れておりました。
社会に入った頃にはトランジスタ(半導体)が主流となっていましたが、性能の低さ故によく破損し、苦労した思い出が残っています。この当時は主にアナログが主流でしたが、デジタルが混入して、電子技術の範囲が広がっていきました。暫くして、IC(集積回路)が世に出始め、そしてマイコン時代へと繋がります。
マイコンは4ビットでマシン言語をハンドアセンブルで開発し、デバッグは大変時間の掛かる難行でした。パソコン(PC9801)が出る様になり、少しは楽になりましたが、OSがMSDOSで性能も低く、頻繁にハングアップして、泣き泣き使わざるを得ない状況でした。現在のパソコンを主としたエレクトロニクスの進歩は当時とは比較の出来ない”隔世の感”です。
38歳で独立し、その後40年強を自力で、この道を歩き続け、これからも出来れば続けていきたいと考えています。「老兵は死なず、只消え去るのみ」かも知れませんが、生涯現役が続けられればどれ程幸せでしょう! しかし、年齢という天敵に勝つ事は不可能です。
この歳でブログを始める動機
今迄、SNSには全く興味が無かった。理由は簡単である。見知らぬ他人とcommunicationする必要性も無く、まして自己顕示欲も全く無いからであった。
しかし、2020年のAmerica大統領選挙で、トランプ前大統領がtwitterアカントを停止された事件、新型ワクチンの危険性情報をbanするyoutubeやfacebookの報道規制、日本のゴミメディアによる偏向報道等を知って愕然とした。
情報入手手段がTV、新聞しかない高齢者はゴミメディアの成るがままになっている。まるで独裁国家の様なこの現状を見るにつけ、高齢者こそが目覚めるべきと痛感した。どうすれば良い?どう生きれば良い?
友達、知人にこれらの事を話しても馬耳東風である。高齢者はゴミメディアの情報を信じ切っているし、残り少ない人生は気楽に”なるが侭で良い”と彼らは言う。ネットを観る手段を持たない高齢者にとって、これが大勢である。寂しいがやむを得ないであろう!
しかし、自分として何かできる事はないだろうか?と自問自答した。その結果がこのブログである。
今まで生き永らえて来た生活の些細な事柄やこれからの人生で起こるであろう事象を備忘録として残しておく。