ビタミンの中で最も重要なものはビタミンCである。ビタミンÇは本来酸性であり、メガビタミン健康法による大量摂取は、胃腸の弱い人には苦しい状況となり得る。私の場合、胃腸虚弱体質なので、色々のビタミンCを実際に試してみて、その過程と辿り着いた結果について述べたいと思う。
ビタミンÇは人間の体内で合成できないビタミンであり、外部から取り入れる必要がある。その必要量は人様々で、その人の体調等により耐性があるが、メガビタミン量即ちグラム単位が必要と云われている。ビタミンÇを1g=1000mg摂るのに、レモン50個と云われているので、毎日の食品から摂取することは不可能である。従って、必要量のビラミンCはサプリメントから摂るしかない。
サプリメントとして販売されているビタミンCはアスコルビン酸であり、高い酸性を示し、ph=2となっている。しかし、有り難い事に、この強い酸性を中和してアルカリ性にした商品が存在する。
又、前提条件で、私に限ってだが、もう一つ重要な点がある。それは副作用の出る添加物が含まれているものは除外している。この添加物の成分は私個人の実体験から来たもので、一般には無害と云われているので、ここでは敢えて公開しない。
iHerbのビタミンÇのページを見ると、アスコルビン酸、アスコルビン酸ナトリウム、リポソームビタミンÇ、Quali-C(クオリ-C)、Ester-C(エスターC)等の項目がある。しかし、実際にはもっとあるので、それらも含めて後述する。
iHerbで購入して、試した商品と現在に至った過程を時系列で説明する。
1,アスコルビン酸
通常ビタミンÇといえば、これを指す。下記は私が最初にトライした商品で、添加物のない粉末であるが、酸味が強く、数日で断念した。摂取量は一日3回x1000mgであった。その後、500mgx3回に減量して使用したが、私の胃には不適と判断した。
California Gold Nutrition(カリフォルニアゴールドニュートリション), Gold C(ゴールドC)パウダー、ビタミンC、1,000mg、250g(8.81オンス)
2,バイオフラボノイド入りビタミンÇ
バイオフラボノイドは体内への吸収力に効果があり、酸を中和する成分が配合されているとの商品説明があったので、暫く服用した。確かに単なるアスコルビン酸よりは長続きしたが、1〜2ヶ月で胃が不調になり断念した。
Solaray(ソラレー), バイオフラボノイド濃縮物配合緩衝ビタミンC、500mg、ベジカプセル100粒
3,リポソームビタミンÇ
体内での吸収を助けるため、ビタミンÇと脂肪酸を組合せた商品である。 藤川先生に寄ると、脂肪酸での代謝は糖質に比べて効率が良いので、格段に有利とされている。それが理由で挑戦したが、他に比べて少し高額な点と、やはり前述2の問題で断念した。
Solaray(ソラレー), リポソームビタミンC、500mg、ベジカプセル100粒
4,パルミチン酸アスコルビル
これはアスコルビン酸とパルミチン酸で構成された脂溶性のビタミンÇである。通常のビタミンÇは水溶性の為、体内での持続時間が3〜4時間?程度と云われているが、それに比べて、この脂溶性ビタミンÇは長時間体内で維持されるらしい。 メリットは大きいようであるが、私の胃腸にはやはり適正ではなかった。
Life Extension(ライフエクステンション), パルミチン酸アスコルビル、500mg、ベジカプセル100粒
ここ迄に述べてきた商品は私個人の体調に適応しないものだったが、商品が悪いと言っている訳ではないので、誤解のない様にして欲しい。後編では私が実際に服用しているものについて、述べたいと思う。