胃腸の弱い人に適したビタミンCは何が良いか?、、後編

健康

前編で述べたビタミンÇは胃弱の私には限界のある商品であったが、次に記載する5〜8項の商品は現在も服用出来ているものである。5を除いて、全て非酸性の緩衝型粉末のビタミンÇとなっている。約一年半を掛けて、実際に体験して選択した商品なので、今後も継続可能と感じている。

  • 5 Quali-C(クオリ-C)
    通常のアスコルビン酸は90%が中国産のようであるが、これはスコットランド産のQCを使った高品質のビタミンÇとなっている。 酸味はするが、気のせいか普通のアスコルビン酸に比べて、胃への負担は少ないような気がしている。 しかし、これだけを1日1000mgx3回摂り続けると、不調になるので、6項以降に述べるアルカリ化したビタミンÇと併用している。

    Doctor’s Best(ドクターズベスト), ビタミンC、Quali-C配合、500mg、ベジキャップ120錠

    6 アスコルビン酸ナトリウム
    このビタミンÇはL-アスコルビン酸とナトリウムを組合せたもので、苦味がなく,非酸性の緩衝型結晶粉末である。炭酸水素ナトリウム(天然の鉱物)で溶かしたもので、塩化物ではないため、食卓塩は含まれていない。又、この商品はアルカリ性となっており、酸性度/アルカリ度は中性のph=7.0となっている。粉末なので、私の場合はこれをオブラートで包んで飲んでいる。

    NutriBiotic(ニュートリバイオティック), イミュニティ、アスコルビン酸ナトリウム、クリスタラインパウダー、227g(8oz)

    次の商品は最近見付けて愛用しているもので、私の避けている添加物が入っていない。ベジカプセルで手軽なのが気に入っている。(2023/11/03:追記)
    California Gold Nutrition, Buffered Gold C(バッファードゴールドC)、ゴールドスタンダードのアスコルビン酸ナトリウム(ビタミンC)、750mg、ベジカプセル240粒


    7  アスコルビン酸カルシウム
    商品名はEster-C (エスターC) で特許製法で作られたビタミンÇである。非酸性で胃に優しく、体内への吸収力を上げる柑橘系バイオフラボノイドが添加されている。粉末は茶褐色で独特の匂いがあるが、飲みづらくはない。これを服用していて、胃が不調になった事は一度もない。 唯、カルシウムの摂り過ぎは別の問題を引き起こすので、これを飲みきった後は、アスコルビン酸ナトリウムと次に述べるアスコルビン酸マグネシウムと交互に服用している。 飲み方については後述する。

    ”American Health(アメリカンヘルス), Ester-C(エスターC)、柑橘系バイオフラボノイド配合粉末、113.4g(4オンス)”
    この商品は2023/11/3現在、iHerbのサイトに掲載されていないので、廃盤となったかも知れない。私の場合はパウダーしか選択肢がないのだが、添加物が大丈夫な人は次の様な商品があるので、これらの中から選べば良い。

  • 8 アスコルビン酸マグネシウム
    最重要ミネラルのマグネシウムでキレートされたビタミンÇである。勿論、非酸性(ph中性)で、胃にやさしい。この商品も苦味もなく、飲み易いビタミンÇである。前述のナトリウムやカルシュウムは日本人の場合、食物から摂取出来ていると思えるので、過剰摂取は避けたい処ではある。しかし、マグネシウムは不足し易いミネラルなので、その点でもこのアスコルビン酸マグネシウムは安心である。

    Source Naturals(ソースナチュラルズ), アスコルビン酸マグネシウム、226.8g(8オンス)

    Now Foods(ナウフーズ), 純粋な中和されたアスコルビン酸マグネシウム、8オンス(227g)

  • 6,7,8が全て粉末なのは添加物がないので、副作用(個人的理由で)の心配をする必要が無いからである。5はカプセルであるが、この商品に限っては、同様の理由で採用している。

私の場合のビタミンÇの飲み方

1,基本的に前述の6,7,8を順番に飲み回している。即ち、6を飲み切ったら7へ、7を飲み切ったら8へ、8を飲み切ったら6へと云うサイクルである。その理由は含まれているナトリウム、カルシウム、マグネシウムを少量とはいえ偏った状態で接種したくないからである。

ビタミンÇは一日1000mgx3回飲んだ場合、6のナトリウムの含有量は約100mgx3=300mg、7のカルシウムの場合は約130mgx3=390mg,8のマグネシウムの場合は約68mgx3=204mgとなるので、モノによっては無視できない摂取量になるかも知れない。これの科学的根拠は無いと思うので、個人の趣向程度の理解であるが、、、

2,体調が良い場合は5のクオリ-Cと6,7,8の内一つと併用する飲み方がある。Q-Cは500mgカプセルなので、緩衝型アスコルビン酸を500mgにして併用する。摂取量を増やす場合は緩衝型アスコルビン酸を増やし、胃の調子が悪くなれば、Q-Cを止めて1にすれば良い。