車中泊について

生活

以前、犬を連れて家内と車で東北旅行に行ったことが有る。宮城県の東北道SAで車中泊(仮眠)をした。車はxtrailで後部座席を倒すとフラットになり、大人二人では充分なスペースがあったが、犬のケージを後部に設置した為、かなり窮屈な状態であった。又、犬がゴールデンなので、ケージ内とはいえ、動き回るだけで振動が大きく、一睡も出来なかった。それで、犬は盛岡のホームセンター?に預け、青森県の温泉、観光地を回った後、犬を引き取って帰った。

若い頃と云っても中年の頃であるが、車を改造して、車中泊で全国一周の旅をしたい願望を持っていた時期が有る。しかし、誰でもそうだと思うが、この時期は仕事に追われて、時間も金もない時期である。結局、引退したらやってみたい夢となったが、私の場合は隠退もないので、残念ながら実現性は皆無である。

車中泊をネタにした動画をたまに観るが、若い時は良いが、歳を取るとキツイと云う印象である。しかし、2019年の19号台風だったと思うが、小学校の体育館に避難した事があった。板張りの床にごろ寝状態を強いられ、かなり悲惨な状況であった。コロナの前年だったので、この様な状態もあり得たのかも知れないが、現在だったらどうなるのであろうか? これを考えると、災害時の緊急避難場所として、車中泊は選択肢の一つである。

車は今Solioに乗っている。 この車も後部座席を倒すとフラットになるが、大人が足を伸ばして寝るには少し足りない。そこで、前座席との間に加工したコンパネを渡し、フラット部を延長した。大人二人が足を伸ばして寝ることが出来る。

これからの緊急避難は車中泊と考えている。