エアコンの掃除

生活

ここ2年前から年に一度、5〜6月にエアコンの掃除をしている。この地域は猛暑地帯で、真夏には40度を超える日がある。家には5台のエアコンがあるので、我が家にとっては一大行事である。これ以前はエアコン掃除をした事がなく、家内がフィルター掃除をする位であった。喘息になっのはエアコンが原因ではないか?と言われて、重い腰を上げることになった訳である。

youtubeでこの関係の動画を観て、手順を覚えた。 先ず、ACコンセントを抜いた後、本体カバーを外し、フィルターとルーバーを取る。 右側にある電気関係の部分を手ぬぐいとビニール等で覆い、防水のために周囲を丁寧に養生テープで止める。続いて、ゴミ袋を切り開いて、水漏れ対策として、エアコン周辺の壁に貼り付ける。そして、本体全体をビニールカバー(amazon等で販売している)で覆う。これは袋状になっていて、下側に排水する筒状のビニールが一体となっているもので、これを大き目のバケツ等に入れる。

下準備が完了したら、熱交換器(冷却フィン)、送風ファン、ドレンパンにバスマジックリンを吹き付ける。特に送風ファン周辺の汚れが酷いので、丁寧に作業する。暫く待ってから、水道蛇口に繋いだホースの先端に、高圧洗浄用スプレーガンを接続し、慎重に洗浄する。大型バケツ一杯に、真っ黒な汚れが溜まる位が切り上げ時である。冷却フィン、送風ファン、送風口周辺の水滴をタオルで丁寧に拭きとる。電気関係の覆いはそのままで、他のビニール関係を取り除き、ACコンセントを繋いで送風モードにする。水滴が飛ぶので、タオル等で受け、動作確認をする。問題なければ、電気関係のビニールも取り除き、完了となる。

年寄りの作業なので、エアコン1台に半日程度は掛かる。日を置いて、一日一台だったり、2台だったりして、一ヶ月程度掛かる作業だが、クリーンな送風を受けると、心地よい満足感に浸ることが出来る。やってみれば意外と簡単である。業者に頼めば、5台分でかなりの金額になるので、低額年金高齢者にとっては必須であろう。