理系人間には全く不釣り合いな趣味と思われるかも知れない。しかし、意外なもので、電気回路やポンチ絵等を手書きで描く事が多々あった。こうした物にも絵心と云うものがあって、個性が出るものである。若い頃から、絵とは無縁の生活をしてきたが、歳を取ると、ふと絵でも描いてみるか!と云う心境になることが有る。 それで始めたのが色鉛筆画を描くキッカケであった。
メモ代わりのノート等に下手なイラストの様な物を描いて、色鉛筆で色を付けていた。水溶性の色鉛筆で描いた後、水筆でなぞって、ボカシを入れる 事が出来る。その流れで、水彩画を始めるようになったが、鉛筆の下書き線が気になる様になった。つまり、これでは丸で塗り絵ではないかと思った。又、絵具の発色が総じて汚い。それやこれやで油絵になった訳である。
十数年前に町の公民館で絵画教室があり、それに参加して油絵を描くようになった。デッサンから始まり、個人の意志で水彩画や油絵に進むサークルの様な集まりであった。途中、体調不良で2年、コロナで2年、欠席を余儀なくされたが、今現在は参加出来るようになった。
年に一度、公民館祭りがあり、色々なサークルの作品を展示する催しがある。展示があると、酷い絵は出せないので、やはり上手く書こうと努力するようになる。 海外のyoutuberの動画を観て勉強するようになった。絵とは所詮好きずきであり、幾ら名画と云っても嫌いなものは嫌いである。 そう云って自分本位で絵を描いても、基礎技術が無ければ、陳腐な物になってしまう。ある程度の向上心と努力は必要である。
最近、終活の為、キャンバスを整理した。未使用品や油絵額を絵画教室に寄付し、古い絵は上書きして使うつもりである。それでも、数十点あるキャンバスは場所を取る。捨ててしまおうか!と迷っている。私が居なくなれば、所詮捨てられてしまう物なので、今の内に捨てるのがbestかも知れない。
何点かは観るに耐える絵が有るかも知れないので、後日このブログに載せられるかも、、、