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最適な教え方とは?

マイコンとはどの様なものか?と云う説明で、教師が決まってする例がある。マイコンのアドレスとは「住所」で、データは「その家に入っている物」と考えようと云う説明である。異分野の人で、マイコンを実際に使わず、概念としての説明であれば、それで良いかも知れない。しかし、マイコンセミナーを受講するのは殆どが電子技術者である。あの小さなデバイスの中に、住所や家があると説明されても、抽象的過ぎて理解出来ず、もっと具体的な説明が欲しいと感じた事があった。
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忘却曲線による高齢者向け学習法

今回の記事は以前の「 忘却曲線による実践的学習法」の改良版であり、半年近く実践してみて、感じた事や改良すべき点を修正したものである。どちらかと云えば高齢者向けの学習に適しているかも知れない。前回の記事内容は、記憶した日を基準として、一日後、3日後、一週間後、一ヶ月後に再学習する方法であったが、 一週間後と一ヶ月後の間隔が開き過ぎており、 一ヶ月後に殆ど記憶が残っていない。そこで、この間(19日後)に再学習を挿入して、忘却を防ぐ事にした。
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忘却曲線による実践的学習法

この学習法はドイツの心理学者ヘルマン・エビングハウスの忘却曲線に沿った、実践的、具体的手法を提言するものである。wikipediaによれば、記憶が一日後には34%に低下し、6日後には25%、一ヶ月後には21%になる。(下図:表1を参照。)この忘却曲線が意味するものは、記憶した日を基準として、一日後、3日後、一週間後、1ヶ月後に再記憶をすれば、忘却曲線のカーブが緩やかになり、長期記憶に定着する事を意味している
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英語教材の話

60歳代前半に年に一度、ヨーロッパに行っていた頃、中学英語の勉強を少し始めていた。海外旅行英会話関係の本で、場面毎に英文と和文が載っているフレーズ集が主であった。海外旅行で英会話が多少出来れば良いと考えていたからである。しかし、フレーズを憶えるだけでも大変だし、何より応用が効かない。やはり、基本の英文法から始める必要があると気付いた。
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英会話の語彙力

英語が話せるようになる迄には、3000時間以上の勉強が必要と云われている。一日1時間勉強したとして、3000日/365≒8.2年掛かる計算となる。私の場合、一日20分なので、 8.2x3=24.6年必要となる。2020年から既に3年経過しているので、21.6年である。この計算から、死ぬ迄に話せる様になる可能性はzeroである。但し、この3000時間はnative並の会話能力と考えれば、恐れる程の事は無い。カタコトで話せれば十分である。こう考えないと挫折してしまう。
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高齢者免許更新の認知機能検査に記憶術を使う

高齢者の免許更新が70歳を越えた時、認知機能検査が義務付けられている。検査内容は次の様な内容であった。1,検査当日の年、月、日、曜日、時、分を書く 2,イラストパターンの暗記、手がかりあり、無し3,数字を斜線で消していく 4,時計の描画(検査官が何時何分を指示する) 2022年5月からは廃止された様である。
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老人の英語学習

語学というものは歳を取ってから学ぶものではない?? 幼児期に英語圏で育った場合は別にして、native並の英語力を身に付けることは不可能である。しかし、中学レベルの英会話能力なら、この高齢で習得出来るだろうか? 高齢になる程、記憶する力はあるが、想い出す力が低下するらしい。特に人名を思い出すのが大変である。時として固有名詞を忘れてしまう事さえある。この様な状態で、果たして英語学習が出来るのか??