技術

技術

私的マイコンの歴史:前編

確か1970年代初め頃だったと思うが、intelが4ビットマイコン4004を発表した。続いて、8bitマイコンの8008,8080へと進化した。この時期は未だ、TIの7400シリーズ等が全盛で、デジタル回路はこれらのICで設計していた。その内、国内メーカー:NEC、TOSHIBAが自力のCPUを発表し始め、我々電子技術者の感心を引く様になった。確か、NECがμ-comシリーズの4,8bitマイコンだった。TOSHIBAはユニークな12bitマイコン:TLCS-12をreleaseし、独自路線を行こうとしたが、余り普及しなかったと思う。
技術

私的マイコンの歴史:後編

1900年代になると、仕事の関係でパソコン(PC9801)を使って、システムを組むケースが多くなった。拡張スロット(ISAバス:16bit)にADCボードやインターフェース基板を使って、外部システムを管理する案件である。パソコンは本来office用であったが、上記の様に産業用としてもかなり使われていた。バブル時代の後半でもあり、企業の設備投資は盛んであった。
技術

回路図エディター protel-dxp

回路図editorはprotel-dxpを使っている。現在はaltiumに買収され、Altium-designerに変わっている。価格は月額約¥3.8万、買取り制度はあるが約¥126万円する。 回路設計に機能限定したAltium-designer-SEもあったが、今は不明である。 今となっては、この価格での購入はリスクが大きすぎるし、windows版しかないのが致命的である。
技術

頭脳sketch6を使い続ける

フォトロンがreleaseした国内初の2D-CADソフトである。windows-XPの時代では図脳sketch6として、広く?使われていた筈である。独自のアルゴリズムで作られており、現在主流の他のソフトから見れば、少し風変わりかも知れない。しかし、補助線を駆使した描画操作に慣れてしまうと離れ難いものが有る。 現在では図脳rapidとして存続しているのも、この要因が有るからかも知れない。私はOSがl...